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プリント基板の基本的な情報と将来性

2022.06.27
お知らせ

スマートフォンやPC、ゲーム機や家電など身の回りの電子機器を作る上で必要不可欠な「プリント基板」。プリント基板にはさまざまな種類があり使用用途によってそれぞれ異なります。
どういったプリント基板の種類があるのか、製造方法やプリント基板の将来性について解説します。

プリント基板とは

プリント基板は、PCBとも略される基板の1種であり「プリント配線板」と「プリント回路板」の2つをまとめた総称を指します。

ありとあらゆる電子機器で必須となる電子コンポーネントであり、絶縁体の表面や内部などに銅箔でパターンを作成し、その上からトランジスタや抵抗などをはんだ付けすることで電子回路が出来上がります。

プリント基板が登場するまでは、ひとつ一つをはんだ付けによって電子回路を作成していましたが、プリント基板が登場したことによって電子回路の小型化が実現しました。

プリント基板の種類

プリント基板には大きく分けて以下の3つの種類があります。

・リジッド基板
・フレキシブル基板
・リジッドフレキシブル基板

リジッド基板とフレキシブル基板の特徴はそれぞれ以下の通りです。

なお、リジッドフレキシブル基板とは両者の特性を組み合わせた基板を指します。
リジッド基板とフレキシブル基板、リジッドフレキシブル基板について詳しく解説していきます。

リジッド基板

リジッド基板は、各種電子部品の搭載とその配線が目的で作られる基板です。
ベースとなる材料はガラス・エポキシや硬質複合材からできており、非常に硬い性質を持っています。
また、表面の加工にはレジスト印刷が用いられています。
フレキシブル基板と比較すると、単純な構造のものが多いため制作コストも低い特徴があります。

リジッド基板は、その組成によってさらに以下のように細分化することができます。

・紙フェノール基板
・紙エポキシ基板
・ガラスコンポジット基板
・ガラスエポキシ基板
・テフロン基板
・紙エポキシ基板

など

フレキシブル基板

フレキシブル基板は、部品を搭載する用途でも用いられますが、ケーブルとしての機能を目的として使用するケースが多いです。
ベースとなる素材は、ポリイミドやプラスチックフィルムなどからできており、自由に折り曲げることができるぐらい柔軟であり、加工性にも優れています。

また、フレキシブル基板は機械的な保護をしなくてはいけないため、表面の加工にはレジスト印刷だけではなくフィルムラミネーションも用いられています。
リジッド基板と比較すると、複雑な構造のものが多く、制作コストもそれに伴って高くなることが多いでしょう。

リジッドフレキシブル基板

リジッドフレキシブル基板は、部品としての実装のしやすさや折り曲げることによる立体的な配置など、リジッド基板とフレキシブル基板の両者の特性を併せ持った基板です。

基板間のコネクターが不要なため、薄型化や3次元的な実装も可能であり、小型電子機器や高機能部品を組み込んだカメラなどに活用されるケースが多いです。

プリント基板の将来性

COVID-19の影響により、プリント基板設計ソフトウェア市場は労働力の制約やサプライチェーンの混乱などの影響を受けました。

それにより、一時的に市場規模が縮小傾向になったものの、次世代通信規格の出現や自動車に対する各国の環境規制強化や安全運転思考の高まりによって、半導体や電子部品の需要は確実に伸びています。

COVID-19への対応も世界中で進んでおり、労働力の回復やサプライチェーンの混乱からの回復も進んでいます。

そういった中で、電子および電気通信業界全体の市場規模が大きくなっていることからも、プリント基板の将来性は明るいと言えるでしょう。

一方で、プリント基板の急激な需要の増加に対応するためにも、製造プロセスの見直しや量産化対応の動きも活発となっており、大手化学メーカーの新規参入なども目立つようになってきているようです。

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